倒れるほど注射が嫌いな私が、3度の出産を乗り越えた体験談

出産・育児

こんにちは!かごやの母です。

子供は欲しいけど「出産や注射が怖いのにほんとに産めるんだろうか…」と悩んでいませんか?

さらに言うと、映画などの手術シーンで倒れたこともあります…。

私も注射が苦手で、採血で何度も倒れる経験をしました。

病院の安産教室(出産の説明会)でも人の出産シーンや説明画像でぶっ倒れました。

こんなんで、出産できるのかなぁ…。

しかし!そんな私も

3度の自然分娩を乗り越えてきました!

本記事では、

「みんな強いから出産に耐えられるんだよ!私なんて注射も怖いのに不安しかないよ!」

という人が、少しでも妊娠や出産に前向きになれるように。

「こんなに注射が嫌いな人でも3人産めたんだ…」と思ってもらえるように。

私の体験談と乗り越えた方法を紹介していきます!

※この記事はあくまでも私の体験をもとに作成したもので、全ての人に当てはまるわけではありません。

どれぐらい注射が苦手なのか…

映画の手術シーンで倒れる

私は医療行為が苦手なのと、他人に感情移入しすぎる体質みたいです。

大人になってからも映画やドラマの手術シーンや注射がでてくると

徐々に耳が聞こえなくなり…

冷や汗が出てきて

手足が震えて

痺れてきて

バタっ!

って感じです。

慣れてくると倒れるタイミングがわかってくるので、

「これはやばいっ!他のことを考えろ私!」

という感じで最近では耳を塞いで目をつむって。歌を歌います(笑)

採血で倒れる

最初の頃は強がって椅子に座って採血してもらったこともありますが、やはり倒れました。

私の場合は痛みというより、腕を縛られて血管を探される行為と、針がささっているということが怖くて考えると気分が悪くなって倒れていました。

点滴なんて地獄です…。

ずっと針が腕に刺さっているなんて「もう痛くないよ」と言われても

そういう問題じゃないんですー!!

針が刺さっているということが怖いんです…。

出産時、特に怖かったこと4つと乗り越えた方法

そんなわたしが出産時、特に怖かったこと4つと、それをどうやって乗り越えたのかをご紹介します。

陣痛の痛みに耐えられるのか!?

初めての出産の時は陣痛の痛みがどんなものか、わからないから余計に怖いですよね。

よくダンプカーで轢かれるぐらい…なんて聞きますが、注射の針も怖いのにそんなの耐えられるのか…。

ダンプカーなんて死んじゃう…。

陣痛は乗り越えられる!

どんなに痛くても注射が怖くても陣痛は乗り越えられます!

出産して気付いたのですが、私の場合は注射のいたみが耐えられないのではなく、「針が刺さる感覚」や「腕を縛られて触られる感じ」など医療行為からの恐怖心が血圧を下げたり、気分を悪くさせているようです。

陣痛は内側からくる痛みで、切ったり刺したりなど外側からくる痛みとは違います。

トイレに行きたくなる感じの痛みに対して、気が遠くなるほど恐怖を感じることはあまりないですよね。

冷や汗がでるほど痛い時はあるけどね。

そして人間はうまくできているなと思うのですが、陣痛は一気に痛くなるわけではありません。

最初は全然痛くないところから少しずつ痛みが強くなっていきます。

一気に来られると怖いですが、徐々に慣らしていく感じなので、痛みで気絶するようなことはありませんでした。

陣痛を乗り越えるために意識したこと

痛みより、赤ちゃんが頑張ってることをイメージする。

精神論になってきますが、私はこれが1番大事だと思っています。

自分だけが痛いのではなくて、「赤ちゃんも頑張ってる!」と思うことで

何度も気持ちが救われました。

そのイメージの元になったのが、

「キセキ」というMINMIさんの絵本です。

 
 

出産したママさん達の中には、読んだ人もたくさんいるんじゃないかな〜

リアルな人体の画像が苦手な私にとっては、抽象的で時にリアルに出産のことが描かれているこの本は、陣痛の恐怖心を和らげてくれ、リラックスすることができました。

出産時の点滴が怖い…

出産の時はいつ何が起こるかわかりません。

何か起きてから点滴を刺す…なんてしてたら手遅れになるかもしれませんよね。

だから、緊急時必要なルート確保のための点滴をします。

これは本当に嫌でした。なんだかんだ言い訳してギリギリまで逃げました…。

でも破水もしていたので、これ以上は赤ちゃんに感染症のリスクがあると言われ腹をくくりました。

なんとか針を入れた後も、陣痛がピークを迎えるまでは陣痛より刺さっている点滴のほうが怖くて、腕を動かすことができませんでした。

陣痛も痛いのに、点滴が怖くて寝返りもうてず…

ひたすら仰向けで腕を動かさないように…

見ないようにして耐えてました…。

最初は怖いけど、すぐそれどころじゃなくなるから大丈夫!

本当にそれどころじゃなくなります!(笑)

点滴が怖くて動けなかった私も、分娩後半には点滴のことなんか忘れて力一杯、手すりを握っていました。

ただ…私の場合は出産を終えて赤ちゃんと一時的に離れた瞬間にまた点滴が怖くなりました。

早く抜いて欲しかったのですが、産後30分安静にしていないといけないのでその間はまた硬直していました…。

早く30分経って〜!!

怖さを紛らわすためにやったこと

意識をそらすことを考える!

旦那さんと赤ちゃんの話をするのはとても幸せな時間です。

点滴のことを忘れて赤ちゃんの名前やこれからのことを話していると気が紛れました。

私の病院は携帯を見てもOKだったので、点滴のついてない手で両親に報告したりしてました。

10ヶ月間お腹の中で赤ちゃんを育て上げたことに自信をもつ!

出産を迎えているということは、10ヶ月の間にすでに何度も採血や内診を経験しているはずです。

注射が死ぬほど嫌いだった私も幾度の採血を乗り越えてきた事実を思い出して「できる!ここまでこれたなら産める!」と自分を鼓舞しました。

会陰切開はみんなするの?

想像しただけで倒れそうになるレベルで怖かったです。

私の下は一体どうなるの!?とわからないから怖かったですね。

でも知ろうにも私の場合はそういった資料を見たり話を聞くだけで倒れてしまうので、できるだけ考えないようにしていました。

会陰切開するかどうかは人それぞれ!しない人もいる!

私は3人ともし会陰切開しませんでした。

3人とも一気にお産が進んで、先生が到着する前、または同時に生まれてしまったので切開するかどうかの選択肢もありませんでした。

産むときは裂けてしまうのが怖かったけど、終盤はもうそれどころじゃないです(笑)

今まで陣痛を我慢していた分、あと30分で終わる!と思うと、最後は怖さよりも自分の体が赤ちゃんを出そうとする力の方が強いので、本能のままに踏ん張るだけです!

1人目は少し傷ができる程度だったようです。

切開はありませんでしたが、縫ってもらいました。

縫うのも怖いですよね…。

でも縫うときは出産でもう体力も使い切っていたので「もう好きにしてください」状態でした。

アドレナリン出てたんだろうね…。

布をかけているので医療行為も見えませんし、少しチクっとしただけで特に痛みはありませんでした。

ただ「今縫われているーー!」と想像するとまた気持ちが悪くなるので、生まれた赤ちゃんの方を見て気持ちを外らせていました。

2人目はなんと無傷で出産。

自分でもびっくりです。

え。こんなにおっきい赤ちゃんどこから出てきたん?

会陰切開の恐怖を無くすためにやったこと!

出産が近づいたら会陰マッサージをする!

私が使ったのは「ピアバーユ」という馬油です。

馬油をつけてお風呂上がりにマッサージをしていました。

マッサージのおかげなのかどうかはわかりませんが、少しでも切開の可能性が減らせるのなら、とやっていました。

でも自分でマッサージすることに抵抗があったので、できる範囲で…

このピアバーユは産後の乳首のケアにも使えるので一石二鳥でした。

看護婦さんにあらかじめ医療行為の説明はしないで欲しい旨を伝えておく!

「これから針を刺しますね〜」とか「これから切りますね」とかそういう説明はいらないので、必要な処置は勝手にしてください!と伝えました。

処置しているところは見えないので、説明さえなければ想像しようがないのです。

知らない間にチクっとしても、今まで壮絶な陣痛を体験した後では全く気になりません。

苦手な人は恥ずかしがらずにあらかじめ看護師さんや助産師さんに相談しておくと安心です!

まとめ

注射が本当に怖い人にとって、出産は怖いことがたくさんあると思います。

でも注射が苦手ですぐに倒れてしまうような私でも3人産むことができました!

出産は永遠に続くものではないので、乗り越えられます!

怖い気持ちもとてもよくわかりますが、出産は人生の中のたった1日。

10ヶ月間つながっていた赤ちゃんと離れる日。

これを読んだ方が、幸せな出産を迎えられますように。

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